AutoFilterメソッド
概要:
AutoFilterメソッドは、Excelのワークシートのデータに対して自動フィルタを適用するためのメソッドです。自動フィルタを使用すると、データの特定の列に基づいて絞り込みやソートを行うことができます。
構文:
objWorksheet.Range(range).AutoFilter field, criteria1, operator, criteria2, visibleDropDown
引数:
objWorksheet: 自動フィルタを適用するワークシートオブジェクトです。range: フィルタを適用する範囲のアドレスを指定します。
- field: フィルタを適用する列のインデックスまたは列のヘッダーの名前を指定します。
- criteria1: フィルタの条件を指定します。
- operator (オプション): criteria1とcriteria2の間の演算子を指定します。省略可能で、デフォルト値はxlAndです。
- criteria2 (オプション): フィルタの2番目の条件を指定します。operatorが指定されている場合に使用します。
- visibleDropDown (オプション): 自動フィルタのドロップダウン矢印の表示/非表示を指定します。省略可能で、デフォルト値はTrueです。
返り値: なし
使用例
Set objExcel = CreateObject("Excel.Application") Set objWorkbook = objExcel.Workbooks.Open("C:\Path\to\Workbook.xlsx") Set objWorksheet = objWorkbook.Worksheets(1) ' 範囲A1からD10までに自動フィルタを適用します objWorksheet.Range("A1:D10").AutoFilter 1, "Apple" ' オブジェクトの参照を解放します Set objWorksheet = Nothing Set objWorkbook = Nothing Set objExcel = Nothing