2023年6月11日日曜日

【VBScript】Selectメソッドでセルの範囲を選択する方法

event_note6月 11, 2023

 VBScriptのExcelのSelectメソッドは、セルや範囲を選択するために使用されます。

Selectメソッド

概要: セルや範囲を選択するためのメソッドです。

構文:

objWorksheet.Cells(row, column).Select
objWorksheet.Range(cell1, cell2).Select

引数:
  • objWorksheet: 選択操作を行うワークシートオブジェクトです。
  • row: セルの行番号を指定します。
  • column: セルの列番号を指定します。
  • cell1: 開始セルのアドレスを指定します。
  • cell2: 終了セルのアドレスを指定します。

返り値: なし

使用例

この使用例では、ExcelのSelectメソッドを使用してセルや範囲を選択しています。セルを選択する場合は、Cellsメソッドを使用し、行番号と列番号を指定します。範囲を選択する場合は、Rangeメソッドを使用し、開始セルと終了セルのアドレスを指定します。
' Excelオブジェクトを作成します
Set objExcel = CreateObject("Excel.Application")

' 新しいワークブックを作成します
Set objWorkbook = objExcel.Workbooks.Add()

' 1番目のシートを取得します
Set objWorksheet = objWorkbook.Worksheets(1)

' セルに値を設定します
objWorksheet.Cells(1, 1).Value = "Hello"
objWorksheet.Cells(1, 2).Value = "World"

' セルを選択します
objWorksheet.Cells(1, 1).Select

' 範囲を選択します
objWorksheet.Range("A1:B5").Select

' 範囲を選択し、選択範囲を表示します
Set objRange = objWorksheet.Range("A1:B5")
objRange.Select
objExcel.Visible = True

' オブジェクトの参照を解放します
Set objRange = Nothing
Set objWorksheet = Nothing
Set objWorkbook = Nothing
Set objExcel = Nothing