Copyメソッド
概要:
Copyメソッドは、Excelのセルや範囲の内容をコピーするためのメソッドです。コピーされたデータは、クリップボードに保持されます。
構文:
objWorksheet.Cells(row, column).Copy objWorksheet.Range(cell1, cell2).Copy
引数:
- objWorksheet: コピー操作を行うワークシートオブジェクトです。
- row: コピーするセルの行番号を指定します。
- column: コピーするセルの列番号を指定します。
- cell1: コピーする範囲の開始セルのアドレスを指定します。
- cell2: コピーする範囲の終了セルのアドレスを指定します。
返り値: なし
使用例
Set objExcel = CreateObject("Excel.Application") Set objWorkbook = objExcel.Workbooks.Open("C:\Path\to\Workbook.xlsx") Set objWorksheet = objWorkbook.Worksheets(1) ' セルの内容をコピーします objWorksheet.Cells(1, 1).Copy ' 範囲の内容をコピーします objWorksheet.Range("A1:B5").Copy ' コピーしたデータを別のセルに貼り付けます objWorksheet.Cells(2, 1).PasteSpecial ' オブジェクトの参照を解放します Set objWorksheet = Nothing Set objWorkbook = Nothing Set objExcel = Nothing