Insertメソッド
概要:
Insertメソッドは、Excelのワークシートや範囲に行や列を挿入するためのメソッドです。挿入された行や列にはデフォルトの値が設定されます。
構文:
objWorksheet.Rows(row).Insert objWorksheet.Columns(column).Insert objWorksheet.Range(range).Insert
引数:
- objWorksheet: 行や列を挿入するワークシートオブジェクトです。
- row: 挿入する行の番号を指定します。
- column: 挿入する列の番号を指定します。
- range: 挿入する範囲のアドレスを指定します。
返り値:
Insertメソッドは、挿入操作が成功した場合には特定の値を返しません。
使用例
Set objExcel = CreateObject("Excel.Application") Set objWorkbook = objExcel.Workbooks.Open("C:\Path\to\Workbook.xlsx") Set objWorksheet = objWorkbook.Worksheets(1) ' 行の挿入 objWorksheet.Rows(2).Insert ' 列の挿入 objWorksheet.Columns(2).Insert ' 範囲の挿入 objWorksheet.Range("A1:B5").Insert ' オブジェクトの参照を解放します Set objWorksheet = Nothing Set objWorkbook = Nothing Set objExcel = Nothing