Set objExcel = CreateObject("Excel.Application") Set objWorkbook = objExcel.Workbooks.Open("C:\Path\to\Workbook.xlsx")
具体的な関数リファレンスページを作成する場合は、以下の情報を含めることができます。
Open関数
関数名: Open
概要: 指定されたパスのExcelファイルを開く
構文:
Set objWorkbook = objExcel.Workbooks.Open
(FilePath, [UpdateLinks], [ReadOnly], [Format], [Password],
[WriteResPassword], [IgnoreReadOnlyRecommended])
引数:
- FilePath: 開くExcelファイルのパスを指定します。
- UpdateLinks (省略可): リンクされているデータを更新するかどうかを指定します。
- ReadOnly (省略可): 読み取り専用モードでファイルを開くかどうかを指定しま
- Format (省略可能):開くファイルのフォーマットを指定します。
- Password (省略可能):Excelファイルを開くためのパスワードを指定します。
- IgnoreReadOnlyRecommended (省略可能):ファイルが「読み取り専用を推奨」としてマークされていても、それを無視するかどうかを指定するブール値です。Trueを指定すると、読み取り専用を推奨としてマークされているファイルも編集可能になります。Falseを指定すると、読み取り専用を推奨としてマークされたファイルは読み取り専用モードで開かれます。
返り値: 指定されたパスのExcelファイルが正常に開かれた場合、開かれたワークブックオブジェクトが返されます。
使用例
' Excelオブジェクトを作成します Set objExcel = CreateObject("Excel.Application") ' エクセルファイルのパスを指定します Dim filePath filePath = "C:\Path\to\Workbook.xlsx" ' ファイルを読み取り専用モードで開きます Dim readOnlyMode readOnlyMode = True ' パスワードが設定されている場合はパスワードを指定します Dim password password = "password123" ' ファイルを開きます Set objWorkbook = objExcel.Workbooks.Open(filePath, , readOnlyMode, , password) ' シートを取得します(ここでは1番目のシートを指定) Set objWorksheet = objWorkbook.Worksheets(1) ' データを読み込むためにセル範囲を指定します Dim rangeAddress rangeAddress = "A1:B5" Set objRange = objWorksheet.Range(rangeAddress) ' セル範囲の値を表示します For Each cell In objRange WScript.Echo cell.Value Next ' ファイルを保存せずに閉じます objWorkbook.Close False ' Excelを終了します objExcel.Quit ' オブジェクトの参照を解放します Set objRange = Nothing Set objWorksheet = Nothing Set objWorkbook = Nothing Set objExcel = Nothing